1995年1月17日
 
 

あらすじ

1995年1月17日

これは、この日を境に変わることのない事実を受け入れることが出来ずに時が止まったままでいる三人の物語。

そして、そんな同じ想いを抱える人間達が偶然に、ある時計台の前に集まったことで起こる小さな奇跡の物語。

もし、あの日に戻れるのであれば、もう一度、あの子に会うことが出来たら。もし、あの日に戻ることが出来たら…

…女は生徒にどのような言葉を伝えるのか、妹は姉を救う事が出来るのか、そして、男は妻との死を選ぶのか

あの日、あの時間で止まったままの時計台が話しかける

どうしても、あの日に戻ってやり直したいのか

藁をもすがる想いで応える三人。

しかし、このタイムリープには誰も知らされていない法則があった。

涙を流した瞬間に、現在に戻ってしまうのだ。

止まった時計がまた動き出すその奇跡の中、何度も繰り返される1月17日を、三人はそれぞれの思い通りに乗り越える事が出来るのか。

その時を必死に生きた人々と、止まったままの時計台と同じように、そこから進むことが出来ない三人の、悲しくも変えられない物語。

 

キャスト

  • いしだ壱成

    いしだ壱成
  • 尾崎亜衣

    尾崎亜衣
  • 尾崎由衣

    尾崎由衣
  • 板垣桃子

    板垣桃子
  • 高乃 麗

    高乃 麗
  • 北原雅樹

    北原雅樹
  • 廣川三憲

    廣川三憲

真嶋真紀人 / 高島麻利央 / 宮﨑一史

佐々木恭祐 / 阿瀬川健太 / 吉川暁士 / 澤井裕一

阿部大輝 / 南出めぐみ

 

楠本千奈 / 大利弥里 / 小野原幸一

大塚琴子 / 村上健人 / 丸山祐花

上山蓮太郎 / 沼田彩 / 竹田有美香

 

石原雅子 / 清瀬友紀 / 樋口なつみ

喜田悠太郎 / 田中瞳

 

笠原千加 / 富澤侑季 / 喜多村夏実

青地貴裕 / 柿花歩美 / 金山玲子

福島悟 / 上野好 / 阿部七海

村本万葉 / 與儀杏奈 / 濱田裕紀

合田七海 / 新庄愛 / 高嶺梨奈

中村水咲 / 西田大志 / 森島みなみ

酒井明日香 / 北浦怜奈 / 黒木聖斗

樋口緑 / 風呂田勝之 / 牧野真大

松谷圭悟 / 丸山雄大

 

井上久美 / 西海美智子

宮﨑優子 / 辻井佐智

 

(子役)

三谷麟太郎 / 岩垂桃香 / 金丸竜也

竹内誠珠 / 長安優衣 / 岸太陽 / 岸陽暖

小西彩央 / 小西千愛 / 上原未夢

長井きら / 三嶋伊織 / 極楽地希寧子 / 作間紫音

 

●スペシャルメインテーマ制作

  • 花*花

    花*花
 

スタッフ

作・演出 : 山本タク

舞台監督 : 渡邊 歩

舞台美術 : 角田知穂

照明 : 阿部将之(LICHT-ER)

音響効果 : 天野高志

演出助手 : 宮﨑一史

舞台映像・映像効果 : 吉川マッハスペシャル

演出部協力 : 佐々木恭祐

楽曲制作 : 河内結衣 / hanawaya

スペシャルメインテーマ制作:花*花

ビジュアル : 圓岡 淳

衣裳 : 車 杏里

ヘアメイク : 髙石涼太 / 三根英世 / 岩城武矩 / 松尾あやか

パンフレット撮影 / デザイン : 圓岡 淳

web : 腰塚 晃

キャスティング協力 : 八木橋 修 / 植松 愛

宣伝映像 : 佐々木智広

制作 : 安田みさと / 山口秀樹

プロデューサー : 山本 卓

企画・製作 : 演劇企画ユニット 劇団山本屋

 

●協力

アヴァンセ

エージェントオフィスタクト

ENA ENTERTAINMENT

A-LIGHT

大阪スクールオブミュージック専門学校

大阪ダンス&アクターズ専門学校

劇団桟敷童子

KY project

松竹芸能

神南

即劇遊団あドリ部

ダックスープ

ナイロン100℃

販促本舗

ブラントンミュージック

フロムノースフィールド

リマックス

 

●スペシャルサンクス

都布良ひとみ

宮﨑恵理子

西正博

panzerotteria

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター

 

●主催

神戸新聞社

神広企画株式会社

演劇企画ユニット 劇団山本屋

 

制作の意図

阪神大震災から21年が経ちました。

東日本大震災からも5年が経とうとしています。

阪神どころか、たった4年前の震災の記憶さえ徐々に風化してきているように思えます。

しかし、それは仕方がない事だとは思います。人間は忘れていく生き物だから。”自分だけは大丈夫”そんな風に思ってしまう生き物だから。

しかし、震災は必ずまた起きるものです。

戦争とは違い、人間が起こさなければ起きないというものではありません。

その日のために私たちが今何をするべきなのか、本当は日頃から対策を練っておかなければいけないはずです。

演劇は本来、社会そのものを映し出すために上演されてきたものです。

しかし今回はこのような現代日本を風刺したいわけでも、記憶を蘇らせる追体験をさせたいわけでもありません。

目の前で展開されるストーリーが、観ている人の心に届き、そんな事を考えるきっかけになれば、また、ほんの少しでもそのときの感動や、印象的なシーンが胸に残れば。

目の前で生身の人間が演じる”演劇”という表現だからこそより濃く人の心に残る事が出来るのではないか。

そんな思いの元にこの企画を立ち上げました。

 

主宰者情報

山本タク

山本タク(1980年11月1日生まれ)

山口県出身。

映画や舞台や小説、イベントの脚本、構成、演出を手がける。

自身も役者として参加したエジンバラフェスティバル(2004)で最高峰の5星を獲得し、ドラゴンクエストシリーズ「テリーの大冒険」の脚本家佐々木智広の戯曲に、東海テレビ開局50周年記念作品「花衣夢衣」(昼ドラ)主演の尾崎姉妹を起用した「モルヒネと海」で演出家デビュー。

映画「ヴェロニカは死ぬ事にした」監督堀江慶脚本「体感季節」の演出、大河ドラマ誘致推進協議会、京都フラワーツーリズムによる地域振興の企画、短編小説「ガラシャ物語」シリーズの中の一つ『水面に映るおもかげの花』を執筆。電子書籍化され、Kindleから電子出版中である。

作品作りにおいては、年代や国境を越えた人間の根本にある二律背反や愚かさをコミカル且つリアルに描き出すことを大切にしている。

近年は立教大学異文化コミュニケーション学科一年基礎演習(必修)のコーチングリーダー(2010〜2013)や、ワタナベエンターテイメントカレッジ表現基礎、映像演技(必修)の講師(2010〜)など、演技コーチングから演劇によるコミュニケーション能力の向上の活動などなどにも力を入れている。

 


 

●117KOBEぼうさい委員会とは

劇団山本屋

大学生が主体となり、阪神・淡路大震災の記憶を語り継ぐ「117KOBEぼうさいマスタープロジェクト」を、2014年秋から展開。

震災を知らない若い世代に、災害への備えの大切さを学んでもらい、他の世代にも広げていくことを目的としている。

過去には元サッカー日本代表監督の岡田武史さんがプロジェクトアンバサダーを、「キャプテン翼」で有名な漫画家の高橋陽一さんはプロジェクトサポーターを務めた。

命を守る技能や知識を持ち、「いざという時」に率先して動ける人が多くいれば、それだけ災害に強い街になるとの思いから、防災リーダー的な人材である「ぼうさいマスター」の養成にも取り組んでおり、15年春時点で約500人のぼうさいマスターが誕生している。

現在、9大学・学校約60人の学生が「117KOBEぼうさい委員会」メンバーとして活動中。

 

●主催

117KOBEぼうさいマスター育成会議

117KOBEぼうさい委員会(神戸市・神戸新聞社)

 

●協力

神戸大学 / 神戸学院大学 / 神戸女子大学 / 兵庫県立大学 / 関西学院大学 / 甲南大学 / 神戸山手大学 / 甲南女子大学 / 神戸親和女子大学 / 神戸松蔭女子学院大学 / 武庫川女子大学 / 神戸女学院大学 / 流通科学大学 / 神戸市外国語大学 / 明石工業高等専門学校

(順不同)

 

●117KOBEぼうさい委員会ホームページ
http://www.kobe-np.co.jp/info/bousai/sp/

 


 

●劇団山本屋とは

劇団山本屋

作・演出の山本タクが主宰を務める。

「来る者拒まず」をモットーに特定の役者を持たず「舞台は人類最古の総合芸術」という考えに基づき、演劇で年代や国境を越えるという新たな挑戦をしていく企画ユニット。

稽古期間から公演が終わるまでの期間において関係者全てを劇団員とし、演劇をゼロから関わり作品を<創る>という演劇企画ユニットとしては珍しく、演劇古来からの手法を採用している。

2014年12月にシアター711にて上演の〜Good-bye 2014〜演劇企画ユニット 劇団山本屋「0号」『僕は眠る事を知らない』にて旗揚げ。2015年4月に東京芸術劇場シアターウエストにて上演、〜15周年記念公演〜演劇企画ユニット 劇団山本屋「1号」『あまもり』に続き、2015年9月に特別出演に”いしだ壱成 氏”を迎えて上演した、〜山本タク欧州凱旋記念公演〜演劇企画ユニット 劇団山本屋「2号」『ダレノカミサマ』においても全公演満席の動員を記録。

 

●劇団山本屋ホームページ
http://yamamotoya.tokyo/

 


 

●主な作品

 

~Good-bye2015&笹塚ファクトリー~

演劇企画ユニット 劇団山本屋「3号」『0<ゼロ>地点「つぎはぎだらけのヒーローズ」』

2015年12月16日~20日(脚本・演出)劇場:笹塚ファクトリー

 

〜山本タク欧州凱旋記念公演〜

演劇企画ユニット 劇団山本屋「2号」『ダレノカミサマ』

2015年9月9日~13日(脚本・演出)劇場:サンモールスタジオ

 

~15周年記念公演〜

演劇企画ユニット 劇団山本屋「1号」『あまもり』

2015年4月(脚本・演出)東京芸術劇場 シアターウエスト

 

~Good-bye 2014~

演劇企画ユニット 劇団山本屋「0号」『僕は眠ることを知らない』

2014年12月(脚本・演出)シアター711

 

「一週間フレンズ。」

2014年11月(演出補佐) CBGKシブゲキ

 

CORNFLAKS 第11回公演「グッバイシェイクスピア!!!」

2014年6月(脚本・演出) 中目黒キン・ケロシアター

 

「天才テレビ君MAX Dreaming 〜時空をこえる希望の歌〜」

2009(演技指導)NHKホール/神戸国際会館

 

…他

 

チケット情報

上演スケジュール

チケット : 全席自由席

前売券 : 2,500円 / 当日券3,000円

学生割引チケット* : 1,500円 / 当日券2,000円

* 大学生以下

 

◎松方ホールチケットオフィス
078-362-7191

 

◎チケットぴあ(Pコード:449-412)
0570-02-9999
「チケットぴあ」でのご予約はこちら

 

◎e+(イープラス)
http://eplus.jp/

 

◎カルテットオンライン
https://www.quartet-online.net/ticket/tokeidai

 

チケット問い合わせ先

117KOBEぼうさい委員会事務局(神戸新聞社営業局企画推進部)

078-362-7077(平日午前10時〜午後5時)

 


 

●劇場

神戸新聞 松方ホール

〒650-0044 神戸市中央区東川崎町1-5-7 神戸情報文化ビル 4階

TEL : 078-362-7191(チケットオフィス)

http://www.kobe-np.co.jp/matsukata/index.html