『風を切れ2020』

CUWT project vol.1.0『風を切れ2020』公演情報

CUWT project vol.1.0『風を切れ2020』公演情報

 

演劇企画ユニット 劇団山本屋CUWT project vol.1.0

『風を切れ2020

2021526日(水)~61日(
劇場:ラゾーナ川崎プラザソル

作・演出:山本タク





*出演*



橘 龍丸  船岡 咲

レノ聡 
岩佐祐樹 田中宏輝 松川大祐 江口 航
葵乃まみ 井川瑠音 竹田朱里  
坪倉康晴 布施紀行 鮫嶋 樹 グッド良平。
末棟友里奈  中右遥日  
和田小夏 渡辺小夏 指宿理乃
金子勇樹 神崎能音 小林諄也
原田拓郎 杉山享隆 久保さら 塚原 香

村松愛美 昊生

タイソン大屋 ふじいあきら

大林素子




*日程*

2021526() 61()

 26() 18:00
 27() 18:00
 28() 18:00
          29() 13:0018:00
     30() 12:0017:00
             31() 13:0018:00
          1() 12:0017:00



*チケット*

20215712:00 発売】(カンフェティ)
チケット購入はコチラ

全席指定
          最前列SS席 7000円 非売品クリアファイル付 )
S席 6000
A席 5500
(当日券 各500UP

 

 

*企画内容*

「セーリングって知ってる?」

知人に唐突に言われた言葉でした。

それは、僕が「セーリング=ヨットレース」だとは知らない前提で話をしてきたことがすぐにわかりました。

知人は、東京オリンピックでセーリングに関わる仕事をすることになったそうです。

地元が海と山に囲まれた場所なのですが、

セーリングに触れる人生は今まで一度もありませんでした。

それ以来、「セーリング」の事が気になり、

色々な人と話したり、調べたりしていると実際自分の周りに、

セーリングをしている人がいる事に驚きました。

日本の「セーリング」は、競技人口は約1万人と少ないながらも、オリンピックで何度も入賞を果たしており、アテネ五輪では銀メダルを獲得しています。

そして、知識、技術、体力、チームワーク、天候、様々なことを網羅している人間でなければ勝つことができない、奥深いスポーツだと知りました。

どうしても体験したいと思い、実際に海へ行き、初めて船に乗って、風を切り、いつの間にか夕暮れになり、

海面がキラキラと光る中、太陽が沈んでいく景色に永遠を感じました。

その景色や経験は私の人生の宝物になり、

帰りの車で、生涯セーリングを続けていこうと心に決め、

そして、セーリングって知ってる?と言われたことから、

私は自分の人生にこのような変化が起きたことに奇跡を感じました。

これが私と「セーリング」の出会いです。

『CUWT project 』

今回劇団山本屋が企画したプロジェクトは

『Connecting Unknown World Theater project』の頭文字をとった名称です。

貴方が知らない世界を繋げる舞台。

私は生身の人間が目の前で演じる『演劇』だからこそ、様々な思いを人々の心により濃く残すことができるのだと、演劇の力を信じております。

だからこそ、演劇を通じてセーリングの事をより沢山の方々に知ってもらいたいなと思い、

この「風を切れ」を上演することに決めました。

セーリングは第一回オリンピックから公式種目とされていた歴史あるスポーツですが、残念ながら日本では認知度が低いのが現状です。

この舞台をキッカケにして、セーリングの素晴らしさを知ってもらい、そして、東京オリンピックという世界的なイベントに向けて、

セーリング競技が盛り上がって欲しいと思い、そして、忘れかけてたスポーツに命をかけた方々の青い青春を感じてもらえたらと思います。




*あらすじ*

「風はどこから来るのだろう」

とある会社に勤めていた女性「アザミ」は、ある事件をきっかけにそれまでの担当を外されて任務を与えられる。

「セーリングをお前の手でメジャースポーツにするんだ」

セーリングを愛してやまない「アザミ」は、昔セーリングで栄えたものの今は過疎化が進み寂れた街と、その街に賑わいをもたらしていたセーリングに、かつての輝きを取り戻すべく試行錯誤し、「アイドルセーリングチーム」を作って宣伝することを決意をした。

しかし、ストイックな競技であるセーリングに対しての、そのような企画に乗ってくれる選手は一人もおらず、「アザミ」は途方に暮れていた。そんな時、江ノ島の海でひとりの男と出会うのであった。

その男は「葵翔(あおいしょう)」

類い稀な身体能力の高さと、ビジュアルの良さを見込んで彼をスカウトし、自分が担当するヨットスクールに連れてきたところから物語が始まる。

そこには、マリンスポーツとは無縁の男たちがはびこっていた。

だが、オリンピックの1回目から公式種目とされている「セーリング」は、知れば知るほど、複雑かつ人間の生き方について考えさせられるスポーツだと気付き、メンバーは悪戦苦闘をしながらも、地球の一部になるこの「セーリング」の魅力に取り込まれていく。

戦略、体力、自然、仲間との絆。

一癖も二癖もある連中が、葵い海の上で情熱に汗を光らせる青春マリンスポーツドラマ。

「さぁ、この海は世界へとつながっている。ここから世界一になろう」

 

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